国宝!

さて、GW遊んでばっかの管理人は模型も作らず姫路城に行ってきました。
実は国宝姫路城、その天守閣はなんと今や近代建築のビルに建て替えられているのです!
往時の名残は壁に描かれたかつての姿の壁画のみ。


・・・ウソです。
こんな建物で覆って、現在平成の修復作業中なのですね。
別名白鷺城とも呼ばれる美しい天守閣がウリの姫路城。このお隠れな姿はかなり残念状態。
と、一般的には考えられるところでしょうが、実はその修復の様子が公開されてるってんで、これはキレイな姿が見れる時期よりもむしろ貴重!というわけで旅行がてら見に行ったわけなんです。

建物内部は上部2フロア分がガラス越しに作業中の状態を見ることができます。
この日は作業はお休みだったのか、職人さんの姿を見ることはありませんでした。



新しいシャチホコを発見


使用する材料や工程などがパネルやビデオで紹介され、これ自体が展示になっています。


実はワタクシ、行く前はてっきり中身は総取っ替えみたいなのを想像してたんですが、日本の城というのは美しくも巨大な木造建築であるというのも大きな特長で、地震対策などの補強と漆喰と瓦の葺き替えが修復作業の主体だそうです。

そりゃそうですよねえ。国宝であり世界遺産なんですから。ガワだけ残せばいいってもんじゃないです。
ただし、以前平常時の姫路城にも1度行ったことありますが、天守閣上るのにエスカレーターに乗った記憶があるんですが(;^_^



そして模型の展示を発見!


修復中のジオラマは1/40。
これよく出来てますよ。



修復作業はまだ2年ほど掛かる大掛かりなもので、場内の説明によれば、これだけの規模の漆喰塗りは他に現場がなく、職人の技術伝承の貴重な場ともなっているということです。

あくまで修復がメインですので見学できる範囲も限られていますが、数十年に一度の貴重な姿です。見に行ってみるのもよいと思いますよ。
下記サイトで予約して行くのがベストですが、すいていれば予約無しでも入れるようです。