塗り分け


マスキングして 塗料吹いて 乾燥させて マスキングして 塗料吹いて・・・を繰り返しています。
テープの密着性を考えると、マスキングなんてのは一気に貼ってすぐに塗装するのが理想ですが、なんせそうそう時間が取れない。
数日掛けてマスキングしてテープの剥がれを直して塗料を吹く なんてことをしています。
今回はけっこう塗り分け箇所も多い!

ところで、今回のマスキングで重宝してるのがコレ。『Mr.マスキングゾル改』


マスキングゾルってのは一応持ってはいるけどほとんど使っていませんでした。塗り分けライン作るのはテープをカッターで切る方がやりやすいし、広い部分は新聞紙でも貼っとけばいいし。
でも今回はこんなスラスター内部など、曲面・曲線のマスキングがいくつかあります。

こういう部分には『Mr.マスキングゾル改』がたいへん有効。多くのマスキングゾルは液状のときは水に溶けるけど、乾くと耐水性になります。しかもけっこう乾燥が早い。
このため面相筆などで細かい塗り分けラインを作ろうとすると、ちょっと油断した隙にゾルが固まってしまい、筆がダメになってしまうのです。

ところが『Mr.マスキングゾル改』は乾いた後も水に溶けます。乾燥もゆっくりで、水で薄めたゾルを問題なく筆で塗ることができます。
更に塗装後にマスキングを剥がすとき、剥がれにくければ水につければ溶けてくれるのです。

実際に使ってみましょう。肩アーマーのスラスター部分が緑色ですが、ここがマスキングゾルを塗ったところ。原液はかなり粘度が高いので水で薄めて細い筆で塗ります。一応ビンのキャップ裏に刷毛が付いているのですが、大ざっぱなものなので細かい部分には向きません。


その後全体に塗料を吹き付け。すっかり塗りつぶしちゃいましたが、もちろんゾルを剥がせば白い下地が残っています。

ちょっとラインが崩れてしまいましたが、このくらいは筆でリタッチすればもう分かりません。