腰アーマー

可動の邪魔になるものは他にもあります
腰を覆うアーマーが問題
前後のアーマーはキットではこんな接続 これではまるで動かせません

 

ポリパーツとプラ材でジョイントを作ります

股関節側

前アーマー裏にも仕込みます こちらはボールジョイント

これを繋いで・・・

長さを調整します

前に出したり傾きを変えたりできるようになりました

 

後アーマーもほぼ同様に工作

 

お試しでちょっと組んでみます
膝立ち姿勢にも着いてきてくれます

年内の更新はここまでです

また来年もご覧ください

どうか良いお年を

マント可動

さて、首が大きく動くようになってもそれだけでは可動として不十分なのが辛いところ
背中に付くマントのパーツが邪魔をして改造した首を動かしてくれないのです

 

マントの基部を可動させましょう

基部の中に首の時と同じくABS板で小さなヒンジを仕込みます

背中への取り付け部が後ろへ開くようにします

本体に取り付けると・・・

こんな具合に動きます

 

マントも動かさなきゃいけないかな?と思っていましたが、これだけでなんとかなりそう

 

首関節

首の関節をいじっていきます
キットの可動はこんな感じ
ボールジョイントに加え、その下が大きくせりあがる構造で、これだけ見れば悪くはありません
しかし、SDといえば巨大な頭部
これだけでは頭を動かすには不十分なのです

 

首可動パーツを取り出しました
これを改造しようと思ったんですが小さ過ぎてちょっと難しい

 

というわけで新造します
これまで使ってきた市販ポリパーツはここには大き過ぎて仕込めないので全て手作りになります
今回使う材料はプラ板ではなくABS板
あまり流通していませんがプラ板(スチロール樹脂)より削れにくく粘りがあります
すり減りにくい軸可動パーツが作れます

1.5mmの真鍮線を軸にした可動を一つ追加します

 

組み合わせたものがこれ 軸を一か所増やしています
先端のボールジョイントは元のパーツから切り取って移植します

 

胴体に組み込んでみます

ここまでは通常と同じ可動ですが・・・


もう一か所動いて立ち上がります

 

頭部を付けてみます
こんな具合に動きます
最後はだいぶ大げさですが

 

両脚揃い

右脚も同じ工作をして揃えます
方針が決まっているので2つ目はすんなりできますね

 

脚が概ね形になったので、すねの装飾アーマーを加工します
すねと足首で一体化されているアーマーを

分割します
これもキット2つぶんのパーツを使って一体ぶんを作ります

足首側はまだ引っ掛けているだけなのですぐ取れちゃいますが、装着できました

 

立膝ポーズ
股関節のクランクを使って自然に決まります

 

すね外装

すね外装から作っていきます
左のポリキャップとサポートパーツから作ったフレームに右のキットパーツをかぶせて作ります
部品取り用にキットはもう一つ買いました


すねはワンパーツなんですが、パーティングラインを頼りに真ん中からモナカ割りします

脚の内側になる部分はスカスカに肉抜きされてます

 

 

中身をくりぬき

肉抜き穴をプラ板の小片で埋めます

 

関節の軸部分を切り欠いて

フレームを埋め込みます
位置の調整に苦労しました

 

後ろ側は可動域を確保しつつディテールを作るためちょっと考えなければいけません
とりあえずプラ板貼ってみます

 

可動域確保のため削っていったらけっこう削ることになりました
こんなフォルムになりました

キットパーツと比べてみます
ふくらはぎのふくらみはほぼ無くなっちゃいましたねえ

 

ポーズ改

右太ももも改造して両脚を揃えました
クランク上位置

左のみ下位置
これぐらいの差をつけることができます

両脚下位置

 

新生股関節を装備して改めてポーズ

なぜか片足で立てます

アーマーを付けたらここまでのポーズは取れなくなるかと思いますが、なるべく生かせるように進めていきたいと思います

股関節改造

股関節の機構を作り直します
ボールジョイントパーツの軸を受けるプラ板を作って

まずは太もも側の機構を変更

 

キットの股関節パーツ

裏側から切り欠きます

プラ材でこんなクランク機構を作り

片方の軸にはポリキャップを接続

プラ板でポリキャップの受け部品を作ります

クランクをもう1組作って両脚ぶん揃えます

これを切り欠いた股関節パーツに嵌め込んで接着

クランクのもう一つの軸には太ももを差し込みます
股関節側の軸を回転させることで太ももの高さが変わります
これは上位置

で、これが下位置
クランクを介して太もも付け根が回転して位置を変える機構です