オトナのドウグ

いろいろ考えて、今回は新しい工作道具を買いました。
基本工具はたいがい持ってるわけだし、あまり道具を増やすのはどうかな?とは思うのですが。

最近は模型専門店に行くと、高級工具のコーナーみたいになってるとこってありますよね?
学生さんはちょっと手を出すのを躊躇うだろうなってモノ。エアブラシやモーターツールは昔からありますが、
最近よく見かけるのは磨き用品やスジ彫り用品。使ってみたいなぁと思う反面、そんなもんに数千円出すようになったら、代わりに大事な何かを失うような気もします。

まあ、そんないきさつもあって、値の張る工具には複雑な思いもあるのですが、悩んだ末に買ってみたのがこれ。




熱加工のための道具ですが、プラスチックを溶かす程度の熱しか出ないというもので、半田ごてでバトルダメージ!とかやったときのように表面が焦げたりってことがないということなのです。
かなり用途が限られますが、何がしたかったのかというと、こういうこと。





!!!

けっこう衝撃的かもしれませんが、摩擦熱のダメージをイメージすると、やりすぎない程度の熱加工がリアルかなと考えました。
宣伝文句通りにプラを溶かしすぎるということがありませんし、コントロールが容易です。
でもズブズブやってると面白くなってきちゃうので、くれぐれもやり過ぎには注意!
これも後から見ると多少やりすぎたかな?とも思います。(;^_^

他にも溶かしたランナーで溶接したり、パテ代わりに埋めたりなんて使い方ができます。ちょっと試しましたが、その際には下地の変形に要注意です。
あと、先端部が交換できて、基本は溶かしコテ、針、カッターの3本がついてるんですが、オプションとしてリベット工具や戦車のツィメリットコーティングができるものも売っています。

限定的な用途の工具ですが、興味を持っている方がいれば、参考になれば幸いです。