食玩です
ガムがほんの一粒入っていて、それ故にお菓子としてスーパーやコンビニで売ってるわけですが、たいがいこういうのは彩色済みの完成品フィギュアですよね
ところがこの商品はランナー付きのプラモデルが入っています
一般的なガンプラよりもサイズもだいぶ小さいわけですが、そのサイズにかなりのディテールが詰め込まれています
デジタル設計技術の賜物といったところでしょうか
製品の発表があった頃から話題になり、なんとか手に入れたいものだと思っていたので、発売日付近にめぼしいものは手に入れることができました
ちなみにそれが2月の話で、お店ではあっという間に見かけなくなってしまいました
もう手に入らないものを紹介するのも心苦しいなと思っていたのですが、再版が決まっているそうです
噂によると明日(6/28)かららしいのですが
開封
ランナーが入っています プラモです
この商品は開けるまで中身が分からないブラインド仕様ではなく、箱の側面に中身が書いてあります
ラインナップは5種類ありますが、欲しいものだけ買うことができるわけです
ただし、色はご覧のベージュ色ともう一つクリアレッドの2種類あって、それは開けるまで分かりません
ベージュ色の成型色はガレージキットの色をイメージしたものと言われています
箱の写真のようにただ組み立てるだけでも雰囲気があるし、スミ入れだけしても映えるでしょう
今回はナイチンゲールのキットを製作し、全塗装します
仮組みしました
素材はプラモデルで使われるスチロール樹脂ではなくABS樹脂製だということですので、ちょっとフィーリングが違います
切り出す際、削る際にやや硬めです
組み立ては接着剤不要のスナップフィットですが、素材のせいなのかはめ込みが結構きつく、合わせ目も多少ずれる部分がありました
ピンを受ける穴をピンバイスで少し広げてはめ込みを調整します
今回は塗装をしますので合わせ目消しのために接着をしますが、接着も通常のプラモデル用接着剤では着かないかと思います
ABS樹脂用接着剤が一番かと思うのですが、プラモ用でも流し込みタイプの接着剤なら着くという情報を得たのでそちらで接着します
塗装の便利のために一部あとハメ工作をします
背中に生えているプロペラントタンクがリアスカートをはめ込む際に干渉するので、塗装後にここをはめ込むと塗料が剥げます
切り離して真鍮線接続できるように工作しておけば
リアスカート取り付け後にプロペラントタンクを取り付けられます
合わせ目やパーティングラインを処理して下地を吹きます
下地も通常のサーフェーサーではなくガレキ用のプライマーを使いました
定着してくれないと塗装後に塗料がベリッと剥がれるかもしれません
ちょっとドキドキします
表面処理をくりかえして下地を完成させます
一度組み上げました
サフ状態はディテールが映えますね