白い敷物は薄い鉄板なのですが、この上ならば足裏に仕込んだマグネットがくっつきます
大剣を持たせてポージングしてみます
どうせなので短い剣を一本自作します
モチーフはここ最近のゲーム・アニメで一番有名であろうエクスカリバーのデザインです
キットの穴あきこぶしは付属の剣の柄をちょうどいいテンションで保持できる穴の大きさになっています
無塗装ならこれでいいんですが、塗装するとすぐ塗料が剥げてしまうので工夫が必要
こぶしの中にマグネットを仕込みます
手の甲側と指側に切り分けて
甲の内側にネオジム磁石を接着
剣の柄には磁石がくっつく鉄素材が必要になります
柄の直径が約3mmなのでその内部に2mmのパイプスプリングを仕込みます
パイプスプリングなのはたまたま家にあったので
鉄素材であればただのパイプや棒の方がいいんですが、意外とないんです
真鍮やアルミなら複数サイズで持ってるんですが
こぶしの穴を少し大きめにしても武器を保持できるようになります
ちなみにですが、以前安定のために足の裏に重りを仕込みましたが、残念ながらそれでは不十分でした
なので足の裏にも磁石を仕込みます
爪先とかかとに1個ずつ
鉄板の上なら安定して立てるようになるでしょう
キットには微妙に指を開いた右手の平手がついています
(キット2つ使っているので2つあります)
訳あって両手ぶん平手が欲しいので改造して作ります
右手を左手にするために親指の位置を逆にしましょう
切り離して裏返して反対側に接着します
残り4本の指は角プラ棒から削り出します
接着して大体の幅を出して
なんとなくけがき
彫刻刀やモーターツールを駆使して削っていきます
大体形になったら手首に接着します
ロボハンドは関節をけがくと一気にらしくなります
関節ディテールを彫り込んでいきます
格好がついてきました
左の平手ができました
右の平手も同じ体にしたいですね
ちょっとドキドキしますが指を4本切り離し、同じやり方で右手も作り直します
両平手が揃いました
ひとまず形にした関節部をきれいにしていきます
このままだとポリキャップ 本体や軸部分が剥き出しなので・・・
肩の軸露出部分は上からプラ板を貼ってしまいます
ポリキャップにはどうせ接着剤が効かないのでベッタリ貼り付けても動きに支障はありません
加えて、各部の角を丸めて体裁を整えます
肘のポリキャップ剥き出し部分もなんとかしたいところですが、前述のようにポリキャップには接着剤が効きません
合成樹脂なのに専用接着剤もないのは考えてみたら不思議ですが、何を使っても着かないのです
で、どうするかというとこういうものが売ってます
接着しにくいプラスチック素材を瞬間接着剤で接着する際に使えるプライマーです
ポリキャップはポリエチレン製ですのでこれを塗れば着けられるはず
瓶のキャップについたハケで対象物に塗ります
乾いた後にプラ板を接着
無事着きましたが実は最初の数回はポロリと剥がれてしまいました
ダメなのかな?と思いながら数回試したら着いたんですが、なぜ着いたのか理由が分かりません
古い接着剤を削り落とした時に表面にキズをつけたのが効いたのかもしれません
プラ板が着いてしまえばその上にディテールを貼るのは簡単です
こんな具合に改造箇所をキレイにしていきます
SDのプラモっていうのはもとからバランスが悪くて立ちにくいと思いますが、改造によってさらに立ちにくいものになってしまっています
足裏にオモリを仕込んでみます
これは釣具屋さんで売ってる板オモリ
鉛の薄い板で柔らかく、ハサミやカッターで切れます
これを小さく切って脚の裏に詰めていきます
限界まで詰めてこれくらい
足が小さいのであまり重くはできないですが、無いよりは安定します
アーマーパーツを全部付けて立たせてみますがマントがあると残念ながら不安定ですね
外せばけっこう安定するんですが
しゃがみを試してみます
こちらはまあまあ決まります
サイドアーマーに仕込んだ可動が奏功してますね