長らく時間をかけて表面処理などをやっています
モノコック横のラジエターのパーツ、ずっと一体のままで作業してきましたが、表面処理やスジ彫りがやりにくいので結局切り離すことにしました
ここまで来たら手間は惜しみません
じっくり行きます
パイピング
表面処理を進めつつ、エンジン周りのパイピングをはじめました
小さいパーツなんですがこれはプラグコードのディストリビューター
6気筒のエンジンなのでここから6本のコードが出ます
0.4mmのコードが刺せるように穴を空け、6本差し込みます
意外と穴が空けられるもんです
とりあえずエンジンに取り付けるとこんな感じ
長さの調整と取り回しのまとめは塗装後に行います
ウィンドウ固定
ウィンドウは以前にバキュームフォームで作り直しましたが、これをボディに固定するのが正直面倒で (;^_^ 後回しにしていました
ウィンドウは実車ではボディにリベットで留められています
これを再現するために極細の虫ピン(0.3mm径)をリベットにし、ボディとウィンドウに穴を空けて固定したいと思います
まずはボディ側に穴を空けます
中央がキチンと合うように、そこから他の穴が等間隔になるように細切りしたテープをゲージにしました
貼ってからまた剥がして長さを測ったり、同じ長さのものを定規として貼ったり
ウィンドウは剥がせる接着剤ピットマルチで、こちらも正位置が出るように注意して貼り付け、まずは中央に穴を空けて虫ピンで留めます
穴を空けてピンを刺し・・・を繰り返します
ピンはとりあえず長いまま
なんかスゴイ絵面です
短く切って全箇所が留まりました
0.3mm径なので現物は非常に小さく、扱うのに神経を使います
頭の側を動かないようにテープで押さえてニッパーでギリギリまで切ります
少しはみ出したぶんはこのあとモーターツールで削りました
取り付け完了
このあとはペーパーでウィンドウを研いで、コンパウンドで磨きます
シートベルト
シートベルトのディティールアップです
シートベルトは釣り用の板おもりで作ります
釣り用の板おもりは極薄の鉛の板です
入手できたのは0.2mm厚のものですが、0.1mm厚の商品もあるようです できればそっちが良かった気がしますが
鉛の特性として非常に柔らかいです
布を表現する模型素材としては最適 最初に考えた人は誰なんだろう?
これを細切りに
カッターで切れます
金具類はエッチングパーツに付いてました
細かいので切り出してヤスリを当てるのも箱の上で
油断したらすぐ無くしてしまいます
中央のバックルは円形のパーツを何枚か重ねて作るようになっています
虫ピンを芯に通して接着します
金具とベルトを組み合わせていきます
試しにシートに取り付け
塗装後に接着しようと思います
謹賀新年
あけましておめでとうございます
旧年末にブログを移転し、今後はこちらで続けていくことになりました
どうかよろしくお願いします
すでに2回年を越してしまったこのキット、今年こそは完成させたいと思います!
現在まででほぼ全てのパーツが出揃いました
各パーツの合いを調整していますが、一度タイヤまで取り付け、全体の様子を見るところまできました
少々問題が見えてきてますが、大きな狂いはなさそうです
このあとまた擦り合わせのため分解してしまいますので、ここで塗装前の全体写真を撮っておきます
引っ越してきました
長らくBLOGariでやってきたんですが、
http://blog.zaq.ne.jp/now-on-build/
年明けに閉鎖になってしまうということで、こちらに引っ越してきました
閉鎖のアナウンスは1年ほど前からされていたので、動きの早い方はどんどん進められていたようなのですが、ボクはなんだかんだで遅くなりました
まあ、ギリギリというほど遅くはならなかったのでまあいいかと
ちなみにギリギリまで引っ張らなくて済んだのは、引越しの先人の方々が記した引越し苦労話を読んで「こりゃヤッカイそうだな・・・」と感じたからです
元BLOGから吐き出させたlogをそのままではインポートできないので、有志の方が作ってくれたマクロにかけてからインポートしなきゃいけなかったり、画像ファイルのpathを全部変更しなきゃいけなかったりいろいろありました
そもそも画像まで引越しできるBLOGがほとんどないみたいなんですよね
はてなはその貴重な候補のひとつだったわけです
しかし、BLOGというのは手軽に使えるようにするためなのか、中身がブラックボックスみたいになっちゃってるんですね
画像やlogのスタイルが各社バラバラで、ホームページのサーバーを移転するようにはいかないです
なんとかこうして引っ越してまいりました
これからもよろしくお願いします
今回はとりあえずご挨拶まで
しばらく止まってる制作記事はまた後日に(;^_^
消火器
これはドライバーの頭上に付くロールバー
内側左右のポチポチは何だろう?と思いますが、これは消火器の噴射口なのです
この部分をディテールアップしていきます
ここは細かいです
プラ棒輪切りで噴射ノズルを作ります
ノズルの裏側にはホースが繋がります
そのためのジョイントを作ります
1mm角プラ棒に穴を空けてそれっぽい形のものを削り出します
ノズル裏側に接着
穴は0.5mmです
0.4mm極細ホースは模型用ディテールアップパーツがあります
このキットのために何色か購入してありますが、細さはバッチリながらコシが強すぎて上手い具合にしなってくれません
この部分には使えないようです 残念
同径のアルミ線を曲げて作ることにします
撮影でアップになるとなんだかザンネンな感じですが、モノが小さいので肉眼では荒れは目立ちません
ほぼミクロ撮影です
同じくプラ板、プラ棒、アルミ線でこんな部品を
極小のリングが欲しくて考えた結果、1.5mm程度まで削ったプラ棒に穴を空け、それを輪切りにしたものを作ります
これを合わせてロールバーの後ろに接着
これが消火器の開放弁
ドライバーが扱うのではなく、クルマに駆け寄った他の人が操作をするのです
リングのピンを抜けば消火液が噴射されます
ボディにはこの装置の在処がすぐに分かるようにマークが貼られています