なぜか製図

資料本をよーく見ているとなにやら不穏なことが分かってきました

126CKはシーズン中に改良され、おおまかに前期型と後期型に分かれます
このスペインGPモデルは前期型、もう1種類キット化されているカナダGPモデルが後期型に当たり、主にはフロントウイングの取り付け位置が違っていたりします
カナダGPモデルのキットは購入していないので細部の違いがどのくらい再現されているのか分からないのですが、どうも後期型のパーツしか用意されていない箇所があるのです

リアサスペンションの周りがそれで、解説などを読むとキットは明らかに後期型のディテールになっています
前期・後期といってもどのレースからハッキリ切り替わるというものではなく、また、新しいシャーシを予選で壊してしまうというケースもあるため、シーズン後半以降も前期型で走っている写真があったりはするのですが、今回のスペインGPに関してはよーく見ると前期型であることが判別できる写真を見つけてしまいました

こうなると仕方ない やるしかありません
資料の実車写真は載せにくいので分かりにくくて申し訳ないですが、アッパーアームとエンドプレートを自作することになりそうです

他のパーツとの組み合わせもあるのでテキトーに現物合わせというわけにもいきません
接続の軸位置を合わせながら図面を引いて設計します
全部の軸位置をそのまま使えれば狂いも少なくて安心できるのですが、形状や大きさが違ってきてしまうため断念
3パターン描いてみてだいたい合格なものが描けました
さて、上手く作れるのか?