木目調のダッシュボードは塗装で再現します
ブラウンやオレンジをテキトーに混ぜて下地を作り、
ブラウンや黒、クリアオレンジでそれっぽく木目を描きます
最後にクリアーでツヤを出しておきます
ウインドウのパーツ
小スケールなのにこれがクリアパーツだと仕上がりが随分違ってきます
ただ、成型の都合で表面はどうしても波うってしまうので、ここは修正したいところ
表側だけペーパー掛けをします
600番から掛け始め、順に番手を上げて2000番まで掛けます
裏側は作業がしにくいので、前の番手のキズが消しきれず、結果汚くなってしまいます
手を出さないのが無難でしょう
このあとコンパウンドで磨きます
ちなみにこのパーツも接着不要のはめ込み式になっているんですが、一度はめるとなかなか外せません
パーツの合いのチェックのため、一度パチンとはめ込んだらなかなか外せなくなり冷や汗かきました(^_^;)
一番最後まで嵌めない方がいいようです
メッキパーツ
こちらも定番工作としてメッキを落とし、塗装で仕上げます
毎度毎度、ちょっと勿体無い気もするんですが、メッキのままだとどうしてもおもちゃっぽい仕上がりから脱却できないので
ところが、このメッキパーツがかなりしぶといのです
キッチンハイターを水で薄めた液にしばらく浸けておけば、プラモのメッキパーツは大概落ちるのですが、今回はほとんど落ちません
察するにメッキの上に保護層としてクリア塗料が塗ってるんじゃないかと
それならばと、パーツを切り離し、一度塗装用薄め液に浸して表面の塗料を剥がします
その後もう一度キッチンハイター液に
今度は落ちました
少々残るのはまあしょうがないでしょう
ホイールはディテールが細かいので無理ですが、この後表面をペーパー掛けしてならすので、もう一皮剥けます
今回はお手軽プラモです
1/32と小さめのスケールで接着剤不要、パーツも少ないという入門的プラモですね
一昔前はその辺はバンダイのガンプラに全てお任せのカテゴリーでしたが、先細る一方の古参客頼みの商売をどうにかしなきゃということで、各社新規客獲得の努力は必須になっているようです
秋に行われるおおさかホビーフェスで業界の方の講演でこんな話がよく出ます
特に、アオシマの現社長はお若い方で、今まで模型に興味がなかった人たちを積極的に呼び込むためにできる限り攻めていきたいと語っていらっしゃいました
今回は改造や大きなディテールアップは無しで、基本的工作と塗装でこのキットを作っていきたいと思います
これが全パーツ
非常に少ないパーツ構成ですが、メッキパーツやウインドウやライトのクリアパーツなど、仕上がりに関しては妥協のない設計になっています
革新的なのがこのパーツ
内装部分が1パーツのみで組み上がるようになっています
左右のドア内装とダッシュボードは繋がっていて、ランナーから切り離し後、折り曲げて組み立てるようになっています