ディテール

給油口のディテールを作り直します

開けた穴に先を丸めたプラ棒を接着

 

その他、トランク上のエンブレムの凸部は一度削り落としてプラ板を接着

アンテナは最後に金属線を挿して再現するため、穴を開けておきます

f:id:now-on-build:20200913164841j:plain

 

フェンダー横の三角エンブレムもプラ板

キーの差し込み口も開口しときます

f:id:now-on-build:20200913164904j:plain

f:id:now-on-build:20200913164919j:plain

f:id:now-on-build:20200913164932j:plain


パーツ表面を800番程度まで磨いたらサフ吹き

キズをチェックして修正していきます

f:id:now-on-build:20200913164956j:plain

 

ウインドウ研ぎ

ウインドウのパーツ

小スケールなのにこれがクリアパーツだと仕上がりが随分違ってきます

f:id:now-on-build:20200820150234j:plain

ただ、成型の都合で表面はどうしても波うってしまうので、ここは修正したいところ

f:id:now-on-build:20200820150256j:plain

f:id:now-on-build:20200820150315j:plain

 

表側だけペーパー掛けをします

600番から掛け始め、順に番手を上げて2000番まで掛けます

裏側は作業がしにくいので、前の番手のキズが消しきれず、結果汚くなってしまいます

手を出さないのが無難でしょう

f:id:now-on-build:20200820150344j:plain

このあとコンパウンドで磨きます

ちなみにこのパーツも接着不要のはめ込み式になっているんですが、一度はめるとなかなか外せません

パーツの合いのチェックのため、一度パチンとはめ込んだらなかなか外せなくなり冷や汗かきました(^_^;)

一番最後まで嵌めない方がいいようです

メッキ落とし

メッキパーツ

こちらも定番工作としてメッキを落とし、塗装で仕上げます

毎度毎度、ちょっと勿体無い気もするんですが、メッキのままだとどうしてもおもちゃっぽい仕上がりから脱却できないので

f:id:now-on-build:20200820145820j:plain

 

ところが、このメッキパーツがかなりしぶといのです

キッチンハイターを水で薄めた液にしばらく浸けておけば、プラモのメッキパーツは大概落ちるのですが、今回はほとんど落ちません

察するにメッキの上に保護層としてクリア塗料が塗ってるんじゃないかと

f:id:now-on-build:20200820145849j:plain


それならばと、パーツを切り離し、一度塗装用薄め液に浸して表面の塗料を剥がします

その後もう一度キッチンハイター液に

 

今度は落ちました

少々残るのはまあしょうがないでしょう

ホイールはディテールが細かいので無理ですが、この後表面をペーパー掛けしてならすので、もう一皮剥けます

f:id:now-on-build:20200820150011j:plain

 

ボディ工作

ボディから手を入れていきます

成型の都合からか、ディテールの甘い部分が見受けられます

窓枠などはシールを貼って仕上げるようになっているためか、筋彫りも省略されていますので、ケガキ針で彫り込んでいきます

f:id:now-on-build:20200820145218j:plain

 

白で見づらいですが、筋彫りを深く彫り直したり新たに彫り足したりしました

f:id:now-on-build:20200820145242j:plain

 

給油口のディテールが甘いので中心をくり抜いてしまいます

この後プラ棒などで真ん中を作り直します

f:id:now-on-build:20200820145348j:plain

f:id:now-on-build:20200820145407j:plain

 

フェンダーの内側はプラの厚みがそのまま出ています

定番工作としてこの部分を斜めに削いで、薄く見えるようにしておきます

f:id:now-on-build:20200820145433j:plain

f:id:now-on-build:20200820145455j:plain

f:id:now-on-build:20200820145512j:plain

 

アオシマ 楽プラ 1/32 トヨタ2000GT

今回はお手軽プラモです

1/32と小さめのスケールで接着剤不要、パーツも少ないという入門的プラモですね

一昔前はその辺はバンダイガンプラに全てお任せのカテゴリーでしたが、先細る一方の古参客頼みの商売をどうにかしなきゃということで、各社新規客獲得の努力は必須になっているようです

秋に行われるおおさかホビーフェスで業界の方の講演でこんな話がよく出ます

特に、アオシマの現社長はお若い方で、今まで模型に興味がなかった人たちを積極的に呼び込むためにできる限り攻めていきたいと語っていらっしゃいました

 

今回は改造や大きなディテールアップは無しで、基本的工作と塗装でこのキットを作っていきたいと思います

f:id:now-on-build:20200820144039j:plain

 

これが全パーツ

非常に少ないパーツ構成ですが、メッキパーツやウインドウやライトのクリアパーツなど、仕上がりに関しては妥協のない設計になっています

f:id:now-on-build:20200820143954j:plain

 

革新的なのがこのパーツ

内装部分が1パーツのみで組み上がるようになっています

左右のドア内装とダッシュボードは繋がっていて、ランナーから切り離し後、折り曲げて組み立てるようになっています

f:id:now-on-build:20200820144118j:plain